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2009/07/28

海外救援2009/07/28 タンザニア難民キャンプから知野見看護師(神戸赤十字病院)の国際活動報告

マラリアのRDT(血液による迅速診断検査)講義で検査を実際にスタッフ同士で実践練習している風景

マラリアのRDT(血液による迅速診断検査)講義で検査を実際にスタッフ同士で実践練習している風景

難民キャンプの子どもたちと知野見看護師

難民キャンプの子どもたちと知野見看護師

ニャルグスキャンプにおける情報普及チームの保健教育活動の様子

ニャルグスキャンプにおける情報普及チームの保健教育活動の様子

難民キャンプの子どもたち

難民キャンプの子どもたち

平素は、赤十字活動にご支援ご協力いただき誠にありがとうございます。

さて、このたび日本赤十字社の国際活動の一環として、アフリカのタンザニアの難民キャンプで活動しております知野見看護師から活動報告がありましたのでご紹介させていただきます。



“さて、こちらに来て1ヶ月間が過ぎました。
こちらの難民キャンプは、昼夜の気温差が激しく、朝は本当に寒く、長袖のフリースを着ているほどです。
ただ、昼間になると気温が上がり、太陽が照らす中で歩いていると暑くてたまらないほどです。

朝は、7時過ぎに他のタンザニア赤十字スタッフたちと車に乗り込み、難民キャンプに向かいます。
セキュリティ面からして、私たちの生活するリビングコンパウンド(赤十字スタッフが住んでいるところ)は、キャンプから17kmくらい離れたところにあります。

病院に着くと7時45分頃から、医療スタッフ全体の申し送りが始まります。申し送りの内容としては、各病棟の入院患者・退院患者・重症患者の症例報告やそのほか問題があったことなどです。
ただ、ここはスワヒリ語が主言語で、いつもDr(医師)に申し送りで何が主に話合われたのかを聞いています。

キャンプの病院は、タンザニア人スタッフが70名程度、難民スタッフが320名程度働いており、英語を話すスタッフもかなり限られています。もちろん、難民たち(ここのキャンプはコンゴ人難民です。)は、スワヒリ語かフランス語を主に話します。

コミュニケーションという点で、難しい面を感じ、とりあえず、赤十字スタッフに頼んでスワヒリ語の先生を見つけてもらいました。
中学校で英語とスワヒリ語を教えているタンザニアの先生で、明日から毎晩2時間ずつ、個人レッスンを受ける予定にしています。
これで、少し上達できれば・・・と思うのですが、私の頭に新しい情報が入るスペースがあるのかどうか・・・(^^;)

病院で活動をしていると、色々なことが少しずつ見えてきています。
今、一番問題なのは、薬剤に関することで、なかなかオーダーしている薬が、現地に届くのに時間がかかっていたり、また病棟での薬の管理もずさんだったり・・・と色々な問題が絡み合って薬が不足しており、産科病棟なのにガーゼが1枚もない日や、マラリアの必須薬品が1本も病院にないということもあるとのことです。

キャンプから離れたリビングコンパウンドには、薬剤倉庫があるのですが、そこには、ガーゼなど沢山ストックがあるのに、病棟に不足しているという状況も見られました。薬剤を管理する者も手一杯で、基本的なことがきちんとできてないように思うのですが、もう少し詳しく原因を探って行く必要があるかと思っています。

また、ここキャンプ内データでは、5歳児以下の死亡率が、雨季を通して上昇しており原因を探りつつ対策を講じなければいけません。

色々な問題が見えつつも、これから少しずつ、それらを紐解いていこうと思います。

今は、このような感じでやっています。また、こちらの状況を適宜ご報告させていただきます。”


このように日本赤十字社が行う国際活動は、災害救護活動をはじめ保健衛生支援活動や難民救援活動、食料危機支援など広範多岐に亘っており、これらの活動は皆さまからのご支援、お寄せいただいた浄財によりまかなわれています。

引き続き赤十字活動への皆さまのご支援をよろしくお願いします。



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