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2010/12/16

海外救援2010/12/16 ハイチ全土にコレラ拡大−死者2,120人を超す−医療チーム第2班の一員として姫路赤十字病院の高原看護師長を現地に派遣

子どもの容態を診る日赤の医師(C)JRCS

子どもの容態を診る日赤の医師(C)JRCS

下痢患者を隔離するために設けられたテント内(C)Keiichiro Asahara/JRCS

下痢患者を隔離するために設けられたテント内(C)Keiichiro Asahara/JRCS

朝は床に寝ていた患者も、日赤ベッドを利用することができた(C)Keiichiro Asahara/JRCS

朝は床に寝ていた患者も、日赤ベッドを利用することができた(C)Keiichiro Asahara/JRCS

 10月末に北部でコレラ患者が発生して以降、ハイチ全土に拡大。南西部の町でも死者が確認され、感染者は9万人以上、死者は2,120人を超えました(政府発表12月4日現在)。

 日本赤十字社は第1班として11月15日、6名の医療チームを派遣。首都ポルトープランス内の刑務所のコレラ患者治療や、南西部の南県でコレラ治療センターの立ち上げを行っています。コレラは脱水症状を抑える適切な治療がされれば、死亡率の低い病気です。治療センターの増設と、適切な知識の普及が求められています。



■ 医療チームの構成

(1)盡業貴  看護師(姫路赤十字病院)※2月14日帰国予定
(2)吉鶴由紀子 看護師(名古屋第二赤十字病院)
(3)山田悌士  臨床工学技師(名古屋第二赤十字病院)
(4)小林賢吾  看護師(熊本赤十字病院)
(5)上野梨香  事務管理(本社)
(6)岡田涼子  事務管理(本社)※12月18日出発予定
 


■「医療と保健衛生の両輪が必要です!」(医療チーム第1班横江医師)

 11月15日より医療チーム第1班としてコレラ救援にあたった横江正道医師(名古屋第二赤十字病院)は「日本のようにきれいな水が豊富には使えない環境である上、ハリケーンにより下水や汚水があふれ感染が広がった。コレラ菌の量にもよるが、体力の衰えている人が感染すると5時間程度で発症することもあり、下痢で足元もおぼつかず病院に来るまでに亡くなる人も多いようだった。
 重度の脱水から臓器不全をおこし亡くなる人もいる」と報告しました。コレラ治療センターをもっと増やす必要がありますが、「コレラに対する知識不足から、コレラ治療センターを設置することへの、市長、住民の理解がなかなか得られないことがあった」と話します。引き続き現地では、患者の治療とともに、コレラに関する正しい知識、衛生観念や予防の知識普及といった保健活動の両方が大事だと指摘します。

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