No.2 ピンチをチャンスに – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.2 ピンチをチャンスに

2020年3月9日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

 新型コロナウイルスで世の中が揺れている。
日赤も講習や会議が中止になり、血液センターは献血がピンチになっている。
世の中、イベントも会議も全てが中止、延期。小中高は休校となり、子供たちは集団で遊ぶことさえできない。まさに日本社会のピンチである。
 さて、どうするか。身近なところから考えてみよう。
もし、支部の職員から感染者が出たら、事務所は閉鎖。機能を保つためには、ネットを使っての在宅勤務が必要となる。その万が一の時に備えて、3月は全職員1日の在宅勤務を試行することにした。さてどのような結果になるか。働き方改革といわれてもなかなか変わらない働き方が大きく変わる機会になるかもしれない。
 青少年赤十字活動が低迷しているなかで、今、自宅にいる青少年に赤十字を知ってもらうためにはどうするか。子供たちがいつもスマホを見ているのだから、スマホを使った赤十字活動の発信を考えてみよう。とりあえず、インスタグラムでの発信を強化しよう。
 みんなが自粛、巣篭り状態になっている今できることは何か、まさしくピンチを赤十字活動を知っていただくチャンスにかえる積極的な情報発信を行っていきたい。