No.24 赤十字は頑張っています – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.24 赤十字は頑張っています

2021年2月12日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

毎年2月上旬、県内の赤十字施設である、姫路、神戸、多可の各病院、赤十字血液センターの院長、所長との意見交換を実施している。従来は、支部の会議室に集まり、今年度の事業の状況と来年度の予算について説明、意見交換し、その後は、懇親会。病院現場や献血ルームの状況、今後の在り方について忌憚のない情報交換ができる貴重な機会である。

今年は、コロナ禍の影響でWEBによる開催で、当然懇親会もなし。私自身も自席でパソコンに向かっての会議とあって、盛り上がりに欠けるかなと思っていたが、姫路、神戸の院長から昨年2月以降のコロナ対応に苦慮されている状況報告を聞くにつけ、ひしひしとその厳しさが伝わってきた。そして、最後に医療現場で赤十字職員が頑張っている状況を、支部からもっと県民に発信してほしいとの要望を受けた。

この1年、医療現場をはじめ赤十字がコロナ対策に全力で取り組んでいることを、広報誌、ホームページ、インスタグラム等のSNSを通じてタイムリーに情報を発信してきたつもりであるが、まだまだ足りないと反省している。

確かに、今年度は、例年以上に赤十字に対しての励ましの言葉と活動資金をいただいている。それは、多くが赤十字の医療現場に対する思いであろう。だからこそ、これらの思いに応えるためにも現状を報告することが必要だ。あらためて病院が頑張っている状況を広報誌に掲載することとした。また、インスタグラム等でも病院関連の情報をもっと発信したいと思っている。また、来年度の予算では、従来のSNSやテレビ、ラジオCMに加え、YouTube動画広告を作成し、幅広い世代に赤十字の情報を発信することにした。

時代は、紙から動画へ。職員のセンスが試されるが、みんなでワイワイ、ガヤガヤ考えて、兵庫県支部らしい面白い動画を作成してほしい。そして赤十字の職員が頑張っていることを感じてもらえる動画であってほしいと考えている。
どんなYouTube動画が出来上がるか、今から楽しみだ。