No.26 日赤有功会の皆様ありがとうございます – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.26 日赤有功会の皆様ありがとうございます

2021年3月18日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

3月15日(月)、兵庫県日赤有功会の理事会が開催された。
コロナ禍の影響で、様々な会議が書面審議またはWEBを使ったオンライン会議となる中で、今回の会議は、理事の皆様に参集いただく形での1年半ぶりの開催となった。

例年理事会は年2回、市内のホテルで開催しているが、今回は支部の大会議室、食事もなしで、椅子の間隔を広げて、ソーシャルディスタンスをとっての開催であった。
それでも、会議冒頭の桑田純一郎会長(但陽信用金庫理事長)の挨拶をはじめ、副会長、理事、計13名の方々の自己紹介でのお元気そうな言葉に、元気と勇気をいただいた。

兵庫県日赤有功会は、東京オリンピックが開催された1964年6月に結成され、現在400余名の方々に加入いただいている。
この間、児童・生徒がリーダーシップを育むキャンプの参加費に対する助成、姫路赤十字看護専門学校卒業生に対する記念品の贈呈、献血協力者に対する記念品の配布など、明日の赤十字を担う若者に対する支援を中心に活動が展開されてきた。
また、海外助け合いキャンペーンや活動資金への協力など、兵庫県支部を物心両面から支えていただいており、支部職員一同、感謝の意に堪えない。

また有功会の互助事業として会員相互の交流会や親睦旅行を行っており、今年度は支部130周年を記念し、イタリア・スイスの赤十字ゆかりの地を私も一緒に訪問する予定であったが、残念ながら中止となった。
来年度もコロナ禍の中では、有功会の事業も一定の影響は避けられないが、青少年育成に対する支援に加え、新たに赤十字病院への物品の提供など医療従事者への支援も計画されている。

会員交流会や親睦旅行は現段階では実施が見通せないが、このコロナが収束し、いつか会員の皆様と赤十字ゆかりの地を巡ることができる日を夢見て、日々赤十字活動に邁進したいと思っている。