No.38 赤十字ポスターコンクールに多数応募いただきました – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.38 赤十字ポスターコンクールに多数応募いただきました

2021年9月30日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章


例年夏休みの期間、小・中・高・特別支援学校の児童生徒を対象に、赤十字の事業、活動をテーマに絵画を募集する赤十字ポスターコンクール。今年も県内62校から442点の応募をいただいた。

9月下旬、県小学校教育研究会図工部会会長、県中学校美術部会会長、青少年赤十字協議会副会長の先生方や赤十字活動指導講師、神戸青年赤十字奉仕団代表の方に私を加えた6名で審査会を開催し、入選作品の選考を行った。

今年も時節柄、新型コロナ感染症に関する作品や医療従事者への応援に加え、今だからこそ赤十字頑張ってといったメッセージ性のある作品も多数応募いただいた。

小学1年生から高校3年生まで、442名の児童生徒たちはどのような気持ちでこの絵を書いてくれたのだろうと考えると、審査に力が入る。どの作品からも、子供たちの赤十字に対する熱い思いが感じられる。学年が上がるにつれて、作品のレベルが上がるのは当然であるが、中には上位の学年よりもレベルの高い学年があったり、絵画塾で指導を受けていると見受けられる生徒からの応募もあったりと、バラエティーに富んだ作品が出そろった。

審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞4点、特選13点、入選21点の計39点の作品を入賞とし、最優秀賞、優秀賞については、1月に予定している赤十字有功章等贈呈式で表彰させていただく予定である。

また、最優秀賞のポスターは、来年度に兵庫県支部が作成・配布するPR資材の絆創膏の表紙にも活用させていただく。 そのポスターに描かれているのは、「全力!!! 笑顔のお手伝い」の力強いメッセージと赤十字の救護員。子供たちのポスターを通じての応援をしっかりと受け止め、これからも赤十字活動を全力で進めていこうと思う。