事務局長の窓

No.39 どこよりも働きやすい職場をめざして

2021年10月18日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

10月のある日の午前、課長と女性職員が神妙な顔つきで事務局長室に入ってきた。そして、「実は、第2子ができまして・・・・。来年2月から休ませていただきたいのですが、・・・」。思わず私は、立ち上がり、「おめでとう。じゃあ、来年度1年間は育休ですね。産休に入るまでの間も、休みや在宅勤務を活用してください。」とお願いしておいた。そして1時間後、別の課の課長と女性職員が、私のところに来て、「実は、第2子ができまして・・・」「おめでとう。・・・・」。一日に2名の職員から妊娠の報告を聞くのは初めてだ。代替職員をどうするかはさておき、とにかく、めでたいことだ。

現在、兵庫県支部は、職員24名。2名の女性職員が産休中で、来年4月に復帰し、代わって2名の職員が育休に入ることとなる。世の中、少子化対策で躍起になっているのに、支部は出産ラッシュ。事務局長としては、ちょっと鼻高々だ。職員には、産休に入るまでの間も育休からの復帰後も、休暇や在宅勤務を活用して育児と仕事の両立をはかってほしい。

また男性職員で子育て中の職員や、私のように親の介護を抱える職員、遠距離通勤の職員もいる。限られた時間を効率的に使って、みんなが働きやすい職場にしていかなければならない。

幸い、昨年来のコロナに対応するため、支部においては、電子決裁やWEB会議、在宅勤務が飛躍的に進んでいる。職員には、職場でやっている仕事が出勤しないとできないのかという視点で業務の見直しを行ってもらうようお願いしている。

緊急事態宣言が解除されて、社会は、またコロナ前の社会に戻りつつある感もある。マスク姿とWEB会議を除けば、2年前と同じとならないよう、この1年半の経験を生かした、働き方改革を進めたいと思う。

有給休暇や在宅勤務を最大限活用して、職員一人一人の生活が豊かなものになることで、新しい発想が生まれ、魅力ある赤十字活動が展開できると信じている。