No.42 令和4年度新規採用予定者研修会を行いました – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.42 令和4年度新規採用予定者研修会を行いました

2021年12月17日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

12月15日、支部会議室において、来年度兵庫県支部採用となる7名の研修会を開催した。
今年の春から夏にかけて若手、中堅職員による2度のWEB面接、幹部職員による面接の結果、採用を決定した赤十字に強い思いを持ってくれている若者たちである。
出身も県内各地をはじめ、近畿、四国。大学も県内、近畿、東京と様々であるが、苦しんでいる人たちを救いたいという思いはみんな同じである。

配属先も、支部、多可、神戸、姫路病院、血液センターと異なる職場である。開会あいさつで、最初の10年は、3か所くらいの赤十字施設を経験し、その後に自分の能力を活かし、興味をもてる施設のプロになってほしいとお願いした。そのためにも、大学生活の残り3か月余りを日本赤十字社内定者としての心構えをもって生活してほしいとお願いした。
コロナ禍で何かと行動制限はあるだろうが、できれば赤十字につながるような思い出もつくってほしいと思う。

内定者は、支部、神戸病院、血液センターの施設見学の後、配属先施設の採用担当者との個別オリエンテーション。やはり、気になるのは、職場の雰囲気と具体の仕事、そして住むところなのだろう。担当者の丁寧な説明に、段々と安心の表情になっていくのを見て、私自身も安堵感が広がってくる。昼食懇談の後は、ジャージに着替えて夕刻まで、救急法基礎講習を受講。支部職員の指導のもと懸命に救急法習得に取り組んでくれた。

今度、彼らに会うのは、4月1日。10年後、20年後の赤十字を背負ってくれる職員として、ここ兵庫県支部から第1歩を踏み出してくれる日を楽しみにしている。