No.45 新しい評議員・代議員が決まりました – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.45 新しい評議員・代議員が決まりました

2022年2月15日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

日本赤十字社兵庫県支部の予算、決算を審議いただいている評議員会。今年も新型コロナ感染症の影響で、昨年に続き文書審議となったが、過日、評議員の皆様から令和4年度予算案と本社代議員の選出に関する議案を承認いただいた。

評議員会は、各地区選出の45名と支部長選出の9名、計54名の評議員で構成されており、任期は3年。今年は、その改選の年である。これから3年間(2022年2月14日から2025年2月13日まで)新しい評議員の方々にお世話になる。

評議員の方々は、地区奉仕団委員長や地区長(市町長)、社会福祉団体役員、経済団体役員など多種多様な分野で活躍されており、赤十字に対しても様々な角度から指導いただいている。本来なら、お一人お一人を訪問し、兵庫県支部の現状をご説明し、これからの事業に対する指導、助言をお願いすべきところであるが、支部長からの委嘱状の送付をもって代えさせていただいた。

今、「(災害)救護・社会活動」の領域において様々な団体等が参入し、新たな社会課題やニーズに対応した活動、団体間での連携等、赤十字を取り巻く環境が大きく変化している。

このような中で、本社においても、「苦しんでいる人を救う」ために何ができるのかを再度見つめなおし、今何をすべきなのか、提供できる価値は何なのか、赤十字の原点・理念・既存事業を活かした新たな価値の見える化(いわゆるパーパス)の検討が行われている。

今後3年間、時代の変化が激しい中ではあるが、新しい評議員の方々とともに、地域の人々に寄り添い、各種団体とも連携を密にしながら、地道に赤十字活動を進めていきたいと思っている。