No.58 あっという間の一年でした – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.58 あっという間の一年でした

2022年12月26日 掲載

事務局長 大久保博章

今年も一年が暮れようとしている。2月にウクライナ人道危機が発生し、赤十字として救援金の募集を始めてからもう10か月が経つ。

振り返ってみれば、この間も、国内では、新型コロナの感染状況に一喜一憂しつつの一年であった。私自身、8月にコロナに感染し、職員に大変迷惑をかけたが、WEBでの在宅勤務が可能であったことが救いであった。

今年は、1月に2年ぶりの有功章等贈呈式を実施したのを皮切りに、2月の評議員会は書面審査となったものの、5月に全国赤十字大会が明治神宮会館で3年ぶりに開催され、出席させていただいた。また6月の評議員会や有功会総会は支部に参集いただき開催できたし、7月に滋賀県守山市で開催された青少年100周年記念式典にも出席できた。

さらに10月22日、23日には「ぼうさいこくたい」が開催され、関連行事として初めて救急法競技大会を開催することができた。長らく少なかった救急法の講習もWEBと実地を併用する形で、コロナ前以上の申し込みをいただき、たくさんの企業、学校、地域で実施中である。地域赤十字奉仕団研修会も10月から11月にかけて県下各地で開催された。
これら研修会、講習会には支部職員をはじめ、ボランティアの指導員の皆さんが休日にもかかわらず、頑張ってくれている。

先日は、忘年会に代えての昼食会を開催し、事務局長賞として職員を表彰するとともに、全職員に感謝とお礼の言葉を述べる機会を得た。コロナ前であれば、居酒屋等で忘年会を開催し、一人ひとりにお酒をついで、ご苦労様でしたと労い、2次会でカラオケに行って1年を締めくくるというのが、相場であった。

コロナ禍とはいえ、ここ数年、ささやかなお弁当での懇談となっていることは、残念だ。 来年こそは、忘年会ができるかなあ、と考えて食事をしていて、何か違和感があるなと思っていると、そういえば、マスクを外した職員の顔を見るのは久しぶりだということに気がついた。一人ひとりの職員の顔を改めて見ながら、「今年一年ありがとうございました、来年こそはマスクなし打ち上げをしよう」と心の中で、つぶやいた。

今年一年、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。