No.59 新しい1年が始まりました – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.59 新しい1年が始まりました

2023年1月6日 掲載

事務局長 大久保博章

令和5年は癸(みずのと)卯(う)年、新しい1年がはじまった。
卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることから、「家内安全」。また、その姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものであるらしい。

年が明けても新型コロナの感染は沈静化せず、インフルエンザの流行も始まり、経済も物価高、株安など、厳しい社会経済情勢の中での年明け。さて、どうすれば卯のように飛躍できる1年になるのかなと考えながら、出勤した。

1月5日は支部事務局定例の職員会議。以前は、仕事始めの1月4日に実施していたが、3年前から働き方改革の一環として、年末年始に交代で1日有給休暇をとることを推奨しているため、職員全員が揃う、この日となった。
会議冒頭、私から、日赤本社の清家社長の「日本の最大の課題は少子化。出生数80万人をきるという危機的な状況を克服するためには、子供を産み育てたいと思えることが大切。それには子供が健康ですくすく育ち、将来、幸せに過ごすことができるという環境が大前提。これは「人間のいのちと健康、尊厳を守る」という日赤の使命と一致している。職員一人ひとりが日赤活動の日本社会における価値について、多くの人に知ってもらえるように努力してほしい。」との新年のあいさつを紹介し、「そのためにも職員の皆さんが元気で楽しく働けるように、風通しのよい職場にしたい」と挨拶をした。

職員会議の後半は、恒例の職員全員の1分間スピーチで、今年の抱負を話してもらった。仕事に関することでは「ペーパレス化に取り組む、第4ブロックの救護訓練や青少年赤十字活動に全力を挙げる、オンライン講習をさらに進める」など。プライベートの目標としては、「家族との時間を増やす、人を褒めて育てる、頭を鍛えるために本を読む」など。また、「今後10年を見据えてその準備の年にする」など、年末年始に考えた今年の目標を、思いを込めて話してくれた。

最後に私から、「私の任期もあと1年3か月。自分自身の将来のことも考えながら、年末には、皆さんの目標が達成されたという報告が聞けるように、働きやすい職場づくりにしていきたい。皆さんの協力をお願いします。」と挨拶して締めくくった。本年もよろしくお願いします。