No.64 “新しい年度が始まりました” – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.64 “新しい年度が始まりました”

2023年4月7日 掲載

事務局長 大久保博章

桜舞い散る春、また新しい1年が始まった。私にとっては赤十字人として6年目にして最後の春、2年区切りでいうと、ホップ・ステップ・ジャンプの仕上げの年である。

支部にきて5年、当時は、私の前任者から「田舎の役場みたい」と揶揄された支部事務局もメンバーが半数は入れ代わり、仕事のやり方も雰囲気も大きく変ったように感じる。

組織も総務課と企画課を統合するなど、スリム化し、HPも新しくなり、何よりもコロナの影響もあるが、仕事のDX化、ペーパレス化が進んできた。子育て中の職員も増え、在宅勤務も定着してきた。4月からは職員一人に一台iPadを配布し、会議や打ち合わせ、外出時の連絡等に使うこととしている。

そんな最終年度の4月は、1日に、無線赤十字奉仕団の50周年記念総会に出席。3日は辞令交付式、4日は新任職員研修、5日は姫路赤十字看護専門学校入校式、6日、7日には地区分区赤十字事務担当者会議と慌ただしく、行事が続く。

昨年まで新型コロナ感染症の影響によって縮小していた行事も、ほぼコロナ以前の形に戻り、対面式で行われている。

今年は、5月の神戸まつりも復活、おまつりパレードに参加する。全国赤十字大会も2000人規模で開催される予定である。

どの行事も今回が最後かと思うと、感慨深くもあり、5年前とやり方が変わっていないなと反省することも多い。

そんな思いを心に秘めながら、今年一年、思い残すことのないよう一つひとつの事業に心を込めて赤十字活動を行っていきたい。