ショックボタンを有さない自動体外式除細動器(オートショックAED)をご存じでしょうか?

 現在、自動体外式除細動器(AED)については、ショックボタンを有する機種が広く普及されておりますが、今般、ショックボタンのない「オートショックAED」が製造販売されることとなりました。
 除細動が必要と判断された場合、従来は救助者が手動でショックボタンを押しますが、オートショックAEDでは、傷病者から離れるよう音声ガイドが流れ、カウントダウン(例:スリー、ツー、ワン)またはブザーの後、自動的に電気ショックが実施されます。救助者等が電気ショックの際に傷病者から離れることが遅れた場合、放電エネルギーにより感電するおそれもありますので、注意が必要となります。

 なお、日本赤十字社では各都道府県支部においてAEDの使用方法を学ぶことができる救急法等講習を開催しております。
 いざという時に、あなたの行動で救われる命があります。
 皆さんのご受講をお待ちしております。

ショックボタンを有さない自動体外式除細動器(オートショックAED)使用時の注意点に関する情報提供等の徹底について