学校で活用・活動する

JRC加盟校活動紹介

◆兵庫県立尼崎小田高等学校について

兵庫県立尼崎小田高等学校では、看護医療・健康類型のクラスの方々に、兵庫県青少年赤十字に加盟していただいています。看護医療・健康類型では、週に4回、防災班・在宅療養班・子ども班の3班に分かれて、活動を行っており、今回は防災班の2年生5名(田中さん、薗頭さん、砂川さん、奥村さん、井上さん)にインタビューをさせていただきました。

(写真:左上から、田中さん、福田先生、薗頭さん、左下から、砂川さん、奥村さん、井上さん)

◆防災班のメンバーにインタビュー

Q活動はいつしていますか?

週に4時間、授業内で活動しています。放課後に有志で集まって活動することもあります。

Q主な活動はどんなものがありますか?

イベントに向けて、企画や必要なものの準備をしています。主なイベントは、8月の小田夏祭りと11月の防災・減災フェスティバルです。

Q最近の活動を教えてください。

小田夏祭りに向けて準備をしています。

Q小田夏祭りではどんなことをするのですか?

防災すごろくとお菓子ポシェットです。(詳細は下記参照)

Qなぜ防災班の活動に参加しようと思ったのですか?

薗頭さん:災害医療・看護に興味があったからです。

砂川さん:人前に出てプレゼンをするようなことが得意ではないので、性格を変えたいと思ったからです。

田中さん:自衛隊の看護師に興味があり、防災について勉強したいなと思ったからです。

井上さん:管理栄養士になりたいと思っていて、災害時の非常食の栄養素を調べたいなと思ったからです。

奥村さん:姉が防災班に入っていて大変そうだなぁと思っていて、(防災班に入ることで)姉を超えて、自分自身も成長できるかなと思ったからです。

Q防災班に入るまでに、ボランティア活動にかかわったことはありますか?

田中さん、井上さん:中学校の時に生徒会で、気仙沼中学校への募金活動、熊本地震でも募金活動をしていました。

奥村さん:2年生の活動の手伝いや、日ごろから募金をしています。

薗頭さん:地域のボランティアで、耳が聞こえない人に向けての筆談や車いすを押すボランティアに参加しています。

Qリーダーの田中さんに、印象に残ったことを教えてほしいです。

看護の授業の時に、防災関係の講演を聞いた後に、みんなで話し合いをしたことが記憶に残っています。

Q外部の人と知り合いになることはありますか?

防災ジュニアリーダー研修に参加することで、兵庫県内のいろんな学校の人と関わる機会があって、研修の中で一緒に活動したりします。

Q高校を卒業した後もボランティア活動を続けたいと思いますか?

はい(全員)

Q今後一緒にボランティアをやっていくとしたらどんな人に来てほしいですか?

意欲がある人だったらどんな人とも一緒にやりたいです。

QJRCには「気づき、考え、実行する」という態度目標がありますが、活動の中でこの態度目標に通ずるものがあると感じたことはありますか?

基本的には、活動内で行っていること、全てに当てはまると思います。

イベントを運営する中で、誰かが気づいたことを共有して、問題解決の方法を探して、実行しています。

◆防災すごろく

サイコロを振って、出た目の数だけマスを進めます。各マスには、防災に関するクイズが設定されており、正解すると進むことができます。遊びながら防災の知識をつけられるゲームです。

サイコロの目の分だけ進みます!
各マスにはクイズがあります
正解すると進めます

◆お菓子ポシェット

災害時に避難所で食べられることはもちろんのこと、賞味期限が近づいたら、「大きな災害がなくて幸いだった。」という思いを嚙みしめながら中のお菓子を食べるという、平時においても災害を忘れないようにという思いの込められたポシェットです。

作成風景
完成!
肩からかけて使えます

◆先生にインタビュー

Q担当期間は長いのですか?

小田高校、看護医療・健康類型の担当期間は平成25年4月から現在までです。9年目です。

Q活動を通して生徒の変化などを感じることはありますか?

地域に出ていき、地域の大人と関わること、価値観の違う同級生と対話を重ねて物事を成し遂げていくことで、 視野を拡げ、コミュニケーション力を高め、成長していく過程が目に見えてわかります。頼もしい限りです。

◆インタビュー後記

小田夏祭りについては、企画、提案、必要資材の準備、外部機関との調整等、全てを生徒で行っているそうです。特に、砂川さん、奥村さんが実行委員だそうで、準備に当たっては「何回も(先生に)怒られた。」「泣きながらパソコンを打ったこともありました。」と苦労を語ってくれました。

また、担当教諭の福田先生について聞いてみると、「生徒の言い分はなんでも絶対に否定せずに1回は聞いてくれる。だから、自分たちは話をすることが苦手ではなくなったと思う。いてくれるだけでありがたい存在。」と、先生への信頼が感じられる素敵な回答をいただきました。

防災班に入った動機で、「人見知りを直したいから、(人前に出て話をできるように)性格を変えたいから。」と話してくれた方もいましたが、今回のインタビューでは、そんなことは全く感じられず、むしろ5人全員がとてもハキハキと話をされており、自分たちの活動に対する自信と意欲が伝わってきました。

◆小田夏祭り当日の様子(後日送付していただきました!)