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兵庫県支部について

災害救護・国際活動報告

日本赤十字社は、日本赤十字社法、災害対策基本法等によって、災害時に救護活動を行う組織として位置付けられています。
近年、南海トラフ地震などの大規模な地震の発生が予測されていることから、兵庫県支部では、阪神・淡路大震災で得た教訓を踏まえ、災害救護体制の整備と充実・強化に取り組むとともに、災害発生時には、救護班の派遣など、被災者支援を積極的に展開しています。

国際活動

日本赤十字社は、192か国の赤十字社・赤新月社と連携して、発展途上国の赤十字事業への支援、民族紛争や自然災害による被災者への人道的救援活動を行っています。
兵庫県支部管内では、主に姫路赤十字病院と神戸赤十字病院に所属している職員が海外へ派遣され、現地で活躍しています。

姫路赤十字病院所属職員の活動についてはこちらをご覧ください。

神戸赤十字病院所属職員の活動についてはこちらをご覧ください。

日本赤十字社の活動の記録はこちらをご覧ください。

災害救護活動への備え

医療救護班と救護員の編成

災害や事故などで救護が必要になったとき、直ちに救護班を被災地に派遣できるように、県内の3カ所の赤十字病院に救護班を編成しています。また、救護の訓練や研修を実施しています。

救護班数
姫路赤十字病院 8班
多可赤十字病院 2班
神戸赤十字病院 5班
合計 15班
救護班の編成基準
医師 1人
看護師 3人
主事 2人
1班合計 6人
災害救護訓練
救護訓練参加状況
日本赤十字社第4ブロック(近畿府県)合同災害救護訓練
兵庫県総合防災訓練
多可町総合防災訓練
大規模地震時医療活動訓練
姫路駅周辺・都市型災害対応訓練
兵庫県石油コンビナート訓練
姫路市総合防災訓練・国民保護訓練
近畿地方DMATブロック訓練
大阪国際空港航空機事故対策部分訓練
1.17ひょうご安全の日防災訓練
第八管区海上保安本部巡視船みうら合同訓練
国内型緊急対応ユニット(「dERU」)を配備

国内型緊急対応ユニット(domestic Emergency Response Unit「dERU」)とは、大型エアーテント、通信機器、医療資機材等を装備し、それを輸送する車両と訓練された要員を含めたシステムの総称です。国内の大規模災害発生時に迅速に被災地域に搬入でき、自己完結型の緊急仮設診療所を開設することにより、被災地域の医療機能が復旧するまでの間、地域医療機関の支援を行います。1日150人程度の軽症・中等症程度の傷病者に対して3日間の治療が可能となっています。

dERUチーム基本編成
職種 人数 区分
医師 2名 医療要員
看護師長 2名
看護師 4名
薬剤師 1名
助産師 1名
主事 4名 管理要員
合計 14名  

さらに、東日本大震災の教訓を踏まえ、平成25年3月、災害対策本部車両とdERUトラック(緊急仮設診療所ユニット)を追加配備。発生が予想されている南海トラフ地震に備えています。

このdERUトラックは、平成25年7月31日以降、淡路島に建設した救護倉庫に配備しています。地震等で淡路島が孤立した場合でも、医療救護班のみの渡島で、救護活動が展開できるよう備えています。

配備内容について(PDF)
NBC災害除染セットを配備(姫路赤十字病院)

NBC災害除染セットとは、国民保護救援関連活動資機材として、NBC災害(N:Nuclear「核」、B:Biological「生物」、C:Chemical「化学」)に対応可能な除染テント及び防護服セット等の資機材セットです。NBC災害等で被災された傷病者の全身を、病院前に設置したNBC災害除染セット内で洗浄することにより、院内汚染を防止します。

除染対応チーム編成
チーム名 人数 活動場所 役割

汚染者受入対応

2名以上 入口脱衣室

受入れ・汚染傷病者のガイド

トリアージ・脱衣

除染 2名以上 除染室 除染(洗浄を中心としたタスクチーム)
傷病者受渡し 2名 着衣室出口

水分の拭き取り、患者衣の着衣、

病院施設内への搬送

救援物資の備蓄・配分

火災や災害により被害を受けた方々に対して、兵庫県支部、地区分区、災害救護支援センター(三木市)、多可赤十字倉庫及び各病院等に備蓄している毛布・緊急セットなどの救援物資を配付しています。
大規模災害時には、日本赤十字社本社又は全国の支部から取り寄せて、被災者に配布します。

区分
配付数
備蓄在庫数
毛布
202枚
7,230枚
緊急セット
78セット
3,492セット
安眠セット
0セット
811セット
タオルケット
0枚
5,990枚
災害見舞金の交付状況
15件
340,000円

(令和2年3月末現在)

救援物資倉庫   (兵庫県支部)
毛布
災害救護支援センター
緊急セット
多可赤十字備蓄倉庫