No.6 全ての皆様に感謝です – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.6 全ての皆様に感謝です

2020年5月7日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

 新型コロナウイルス感染症の対応で、病院現場は多忙を極めている。残念ながら、神戸赤十字病院では院内感染が発生し、新規入院患者の受け入れ停止、外来の停止を余儀なくされたが、この間の病院関係者の尽力には頭が下がる。

 また、姫路、多可赤十字病院でも懸命の対応がなされている。

 そんな赤十字病院の状況に対し、多くの県民から暖かいご支援が届いている。各病院にはマスクやゴーグル、保護服、フェイスシ-ルド、手袋、レインコートを寄贈いただいた。おかげで、医療用品の不足を心配することなく、診療が継続できている。また、医療従事者にせめてもの安堵の時間をと、手作り弁当やお菓子の差し入れもいただいている。

 県内企業から兵庫県支部にいただいた飲料水は、軽症者を受け入れているホテルに差し入れさせていただいた。

 そして、何よりもありがたいことは、多くの県民の皆様方からの励ましのメッセージをいただいていること。さらに、たとえ言葉にならなくても、「赤十字頑張ってるな。頑張ってね。」そんな思いを持っていただいていることを、病院の窓口で、献血ルームで、支部の窓口で、知人を通じた会話で、ひしひしと感じる。

 改めて、応援いただいている全ての皆様に感謝申しあげます。本当にありがとうございます。日本赤十字社はこれからも皆様とともに、新型コロナウイルス感染症拡大抑制のため、全力を尽くしてまいります。