No.7 5月は赤十字運動月間です – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.7 5月は赤十字運動月間です

2020年5月20日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

 風薫る5月。例年なら、地区分区、赤十字奉仕団の皆様方が、赤十字活動のPRと活動資金のお願いに地域を回っていただく季節でもある。兵庫県支部としても、神戸まつりの“おまつりパレード”に参加したり、新聞、テレビ、ラジオなどで赤十字活動を広報するところであるが、今年は新型コロナウイルス感染症の対応を優先させるため、活動が止まった状態である。

 わずかに、5月8日の世界赤十字デー(赤十字創始者のアンリー・デュナンの生誕の日)に明石海峡大橋を赤色に、HAT神戸にある人と防災未来センターにも赤十字マークのライトアップをしていただいた。

 そんな中でも、多くの方が赤十字活動に理解をいただき、支援と励ましの声をお寄せいただいている。

 神戸赤十字病院の北側にある神戸市立なぎさ小学校では校舎の窓ガラスに「赤十字病院のみなさん いつもありがとうございます みんなで応援しています!!」とのメッセージを掲げていただいた。また神戸第一高等学校JRC部からは支部のインスタグラムに応援動画を投稿いただいた。その内容が洒落ている。「未来を信じて、頑張ろう、がんばろう、ガンバロウ」

 WITHコロナ、AFTERコロナ。みんなが先の見えない不安に怯えている時間は明日への希望の時間へと少しずつ変わりながら、まだまだ続いていくだろう。

 いかなる状況下でも、私たち兵庫県支部は県民の皆さんと一緒になって人間の命と健康、尊厳を守ってまいります。