No.21 新年明けましておめでとうございます – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.21 新年明けましておめでとうございます

2021年1月6日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

今年も友人、知人からたくさんの年賀状をいただいた。
どの年賀状にも「日赤はコロナで大変でしょうが、頑張ってください」との添え書きがあった。

今年ほど、先が見えない年はないと言われているが、そんな時だからこそ、赤十字に対する期待が大きいのだろう。皆さんの期待に応えるべく役割と責任を果たしていかなければならない。

昨年、創設130周年の節目を迎えた兵庫県支部にとって、今年は、新しい第1歩を踏み出す年。DXの波に乗り遅れないよう、事業の改革も進めなければならない。
首都圏に再び緊急事態宣言が出され、近畿圏もぎりぎりのところで踏みとどまっている状況で予断を許さないが、夜明けの来ない夜はない、こういう時にこそ、新しい息吹が生じるものだ。

そんな中、25名の小さな職場である兵庫県支部にも、明るい話題がある。
体調を崩し、長期間入院していた職員が、1月中旬から復帰できるという。また、昨年11月から産休に入っていた職員は年末に無事女児を出産したという。どちらも職場に活気をもたらしてくれる嬉しい話だ。

1月の最初の職員会議では、職員全員が今年の目標を語ってくれた。健康、趣味、仕事、様々なことに挑戦したいとの決意表明であった。最後に私から、全国他のどの支部よりも働きやすい職場にしたいと宣言した。今、この時を一人一人が、できることをできる範囲で、一生懸命に取り組むことで、次の時代が切り開かれるのだろう。

この1年、赤十字を支援いただいている皆さんから「やっぱり赤十字やな」といっていただけるように活動していきたい。