No.28 赤十字活動指導講師を委嘱させていただきました – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.28 赤十字活動指導講師を委嘱させていただきました

2021年4月8日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章

4月6日(火)、地域の赤十字活動を指導いただく10名の皆様に指導講師の辞令を交付させていただいた。

就任いただいたのは、教員OB、赤十字事務局OBや心理カウンセラーなど様々な分野で活躍されてきた60代から80代の方々である。講師活動は長い方で15年、短い方でも2年務めていただいている。

昨年は、コロナ禍の影響で赤十字セミナーがすべて中止となり、活動いただける機会がなかったが、今年はZOOMの活用と実際の参加を組み合わせたハイブリッドな形でセミナーを開催する予定である。
冒頭あいさつで、「今、私たちは過去に経験したことのない状況に置かれているが、いかなる状況下でも人間のいのちと健康、尊厳を守るという赤十字の使命を果たすため、このコロナ禍をポジティブにとらえ、活動を展開していきたい。」と話をして、一人ひとり、「よろしくお願いします。」と辞令を交付させていただいた。

講師の皆さんには、主として10月頃、地域奉仕団の研修会でお話しいただくことになる。また学校での防災教育も指導いただく予定である。いずれも無報酬で、資料作成も含めすべてお任せしている。講師によって、内容はそれぞれ異なるが、ハザードマップの紹介など地域の特性も取り入れた講演内容とするなど、参加者からも非常に分かり易かったとの評価をいただいている。

また、指導講師以外にも、防災ボランティアリーダーや奉仕団委員長になっていただいたり、日赤有功会に入会いただくなど、多方面で赤十字活動に参加いただいている。赤十字活動はこのような方々に支えられているのだと改めて感謝の気持ちでいっぱいである。

改めて、指導講師の方々にお礼申しあげ、兵庫県支部ならではの素晴らしい赤十字防災セミナーが開催できるよう、事務局としても工夫を凝らしていきたい。