No.50 3年ぶりの全国赤十字大会に参加しました – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.50 3年ぶりの全国赤十字大会に参加しました

2022年5月20日 掲載

日本赤十字社兵庫県支部事務局長 大久保博章


5月19日(木)、雲一つない五月晴れのもと、東京明治神宮会館で、3年ぶりの全国赤十字大会が開催された。新型コロナの影響で、昨年、一昨年と中止され、開催されるのは、皇后陛下が名誉総裁に就任されて間もない、令和元年5月以来である。


会場は、例年通り明治神宮会館であるが、感染対策のため参会者を通常の5分の1に絞り、兵庫県支部からの参加も6名となった。例年なら各県支部がバスを仕立てて集合する3000人規模の大会であるので、若干寂しい気がするが、その分天気が赤十字大会の成功を助けてくれているような気持ちであった。

当日は、社長あいさつの後、名誉総裁から本支部選出の武田理事の奥様である武田明子様を含む13名の方々に有功章が授与された。
緊張した面持ちで、壇上に上がられる被表彰者の方々を見ていると、まったく知らない方々であるのに、赤十字を応援していただいているというだけで、親しみと感謝の気持ちが湧いてくる。

また、活動報告として、武蔵野赤十字病院の院長が、「未知のウイルス新型コロナウイルスの赤十字病院の対応」について、埼玉県青少年赤十字卒業生奉仕団の副団長が「青少年赤十字から学んだ奉仕の精神」について説明された。その報告に、一つひとつ頷かれている名誉総裁の姿を遠くから拝謁して、私も頑張らないと、という気持ちになったのは言うまでもない。

今、赤十字を取り巻く環境は、長引くコロナの影響でますます厳しくなっている。この大会への参加を契機に、再度、多くの応援いただいている方と一緒になって、赤十字活動を広げていきたい。