No.67阪神タイガース優勝に向けて – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.67阪神タイガース優勝に向けて

2023年6月5日 掲載

事務局長 大久保博章

今年は、開幕から阪神タイガースの調子がすこぶるいい。6月4日現在、2位のDeNAに5ゲーム差をつけて首位を独走している。

このまま秋まで、突っ走るのか・・・。実は阪神タイガースが優勝すると景気が良くなるというジンクスがあるらしい。

確かに、1980年以降、阪神タイガースのリーグ優勝は3回、1985年は株が13.6%上がり、バブル景気の始まりとなった。2003年は24.5%、2005年も40.2%株が上がったそうだ。今年も年初から株がもう20%以上も上がっている。

株価は半年後の経済情勢を反映するといわれているから、これは阪神優勝を暗示しているに違いないと考えてしまう。

先日、県内の全ての交番に赤十字の救急箱を置いていただくために、県警本部を訪問した。その際、雑踏警備の担当の地域部長(熱狂的な阪神ファン)は、優勝パレードが神戸で行われた場合のことで、今悩んでいるとおっしゃっていた。ちなみに、阪神が優勝することは、もう決まっているとも。

地域部長に負けず劣らずのファンである兵庫県支部のO次長は、もう既に9月の優勝決定のDeNA戦のチケットを入手したと豪語している。

阪神タイガースは、本社が西宮市ということで、兵庫県支部とのかかわりも深い。例年、ファン感謝のために行われる「ウル虎の夏」の売り上げ金を、赤十字の活動資金にいただいているし、3年前には、コロナ感染した選手と球団幹部からも寄付をいただいた。また原口内野手が兵庫県血液センターの献血普及大使に就任いただくなど、赤十字事業に幅広く支援いただいている。

だからこそ、阪神タイガースが優勝して、関西経済が盛り上がり、2025年の関西・大阪万博へと一気に突っ走っていけばと思う。

 ただ、一抹の不安は、阪神タイガースが開幕から首位を独走したものの8月以降に巨人に逆転優勝を許した2008年は、リーマンショックで株が暴落、大不況になったこと。そんなことのないように、熱狂的な応援は、次長に任せつつ、にわか阪神ファンである私は、静かに心のなかで応援していこうと思う。