No.73 有功会視察旅行に参加しました – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.73 有功会視察旅行に参加しました

2023年10月10日 掲載

事務局長 大久保博章

暑かった夏の終わりとともに、深まる秋。10月4日~6日に行われた有功会視察旅行に参加して北海道に行ってきた。新型コロナウイルス感染症の影響で、ここ数年会員参加の県外事業を控えていたため、有功会として視察旅行を実施するのは、4年振りである。従来から有功会行事として海外と国内旅行を隔年で実施しており、5年前はカンボジア赤十字社とアンコールワットを訪問した。4年前は佐野常民生誕の地である佐賀県支部と五島列島を訪問した。今年は、会員の方々の希望をお聞きし、初秋の北海道になった。

今年の北海道の夏は例年と異なり猛暑だったらしいが、9月からは天候不順で雨の日が多かったようだ。参加者は、支部職員も含め、16名。『私は晴れ男です!』とおっしゃる方がいらっしゃったおかげで、バスで移動中は雨、視察先は晴れ間が覗き、暑くもなく寒くもなく、旅行日和の天候であった。

日赤創立100周年を記念して富良野市に整備された「日赤の森」を散策したり、パッチワークの路を見学したり、雨の洞爺湖とサミット会場となったホテルを見学したり。北海道の味覚も堪能し、参加者全員が満足いただけた視察旅行であったのではないかと考えている。

さて来年はどうするか、今年は北の果て、来年は南の果てにするかなどと考えながら、3年前のことを思い出した。

2020年、兵庫県支部創立130年記念事業の一環として、有功会員がスイス・イタリアの赤十字ゆかりの地を訪ねるヨーロッパ旅行を計画していたが、残念ながらコロナで中止になった。コロナが完全に落ち着くことを考えて、来年は国内旅行にするとしても、再来年こそ、ヨーロッパに行けるよう関係機関とも調整を進めたいと思う。ちょうど来年は、兵庫県日赤有功会設立60周年という記念すべき年でもある。その際には、私も事務局長の立場を離れ、一人の有功会員として参加したいと考えている。