No.74 姫路赤十字看護専門学校同窓会に出席しました – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.74 姫路赤十字看護専門学校同窓会に出席しました

2023年11月7日 掲載

事務局長 大久保博章

秋深まる10月28日、姫路市内のホテルで開催された第35回姫路赤十字看護専門学校の同窓会総会に出席した。同窓会は、従来2年に一度開催されていたが、新型コロナの影響で中止が続き、今回は5年振りの開催であった。

同校は110年以上の歴史を誇る看護師養成校で、戦時中の従軍看護婦をはじめ、卒業生は3800名を超え、フローレンス・ナイチンゲール記章受章者も8人輩出している。そして今年6月には、第86回生の高原美紀さんが同賞を受章している。

同窓会の前日は、姫路赤十字看護専門学校1年生42名の戴帽式。

看護実習に出る前の生徒がキャンドルを片手に誓いの言葉を斉唱する姿に感動し、同じ雰囲気を翌日の同窓会で感じることができた。まさに、看護師としての第1歩の方から熟練・退任された方まで、様々な方とお会いでできた2日間であった。

同窓会は、駒田会長(現姫路赤十字病院看護部長)の挨拶に始まり、岡田姫路赤十字病院長の来賓挨拶に続いて、私も挨拶した。

5年前、同窓生の方々のキビキビとした立ち居振る舞いを見て、まさに「凛として」という言葉がぴったりだと挨拶したことを思い出した。

今回も挨拶で、「昨日の戴帽式に引き続き、今日、この会場に来て、皆様を見ていると、『凛として』という言葉が浮かんできます。これからも、凛として、各地域で、医療現場で活躍していただきたい。」と申し上げ、「凛とした女性の10の心得」(ネットで調べたものですがと付け加えて)も併せて申し上げた。

1 自分にストイック、でも他人にはやさしい

2 嫌われることを恐れない

3 一人の時間を楽しむ

4 人に左右されない

5 感情的でない

6 身の回りが整理整頓できている

7 上品な振る舞い

8 清潔感のあるファッション

9 美しい素肌

10健康的&自己管理がしっかりできている

まさに、凛とした女性にふさわしい、姫路赤十字看護専門学校の同窓生の方々が、各地域・各医療現場で赤十字人として活躍されることを祈っている。