No.75 県下各地で地域赤十字奉仕団員研修会が行われています – 日本赤十字社 兵庫県支部

事務局長の窓

No.75 県下各地で地域赤十字奉仕団員研修会が行われています

2023年11月21日 掲載

事務局長 大久保博章

暑かった夏がやっと終わり、爽やかな秋となるはずが、今年は、いきなり冬のような寒さ。季節の移り変わりの激しい9月下旬~12月にかけては、県下各地域で赤十字奉仕団の研修会が行われる季節でもある。

今年も、9月28日の新温泉町赤十字奉仕団の研修会を皮切りに、12月11日のたつの市赤十字奉仕団まで、21の奉仕団の研修会が土日も含めて行われる。参加者は、令和3年度までは200名程度で昨年度は300名であったが、今年度は400名と非常に多くの方々に参加いただいている。

 研修会は、各地域の市役所・公民館等の会議室で3部構成で行われている。

第1部では赤十字のしくみと活動を講義とDVD、クイズで理解いただく。第2部は、災害に備えておうちの中の安全対策の研修、第3部は、AEDを使った心肺蘇生、胸骨圧迫の実技である。

参加いただいている奉仕団の皆様にとっては、年に1度の研修会、講義を聞かれている姿も、実習に取り組む姿も真剣そのものである。

11月16日には、加西市の赤十字奉仕団の方々が兵庫県支部の7階大会議室にお越しになり、通常の研修内容に加え、血液センターの取り組みについても勉強された。私も、生まれ育った出身地域の奉仕団ということもあり、日頃のお礼と今後の益々の郷土の発展の挨拶をさせていただいた。

兵庫県支部にとって、地域奉仕団は、赤十字活動の中核であり、応援者でもある頼もしい存在である。これからも、赤十字事業を一人でも多くの方に広める活動を地域奉仕団の方々と手を携えて行っていきたいと思う。